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2016年04月27日

オスとメス

タケノコシーズン真っ最中。
ほぼ日通っている道の駅でも、
びっくりするくらい高いお値段の走りも一段落して、
ようやく庶民価格に落ち着いてきたから、
心置きなくタケノコを食べられるようになった。

さて先日、掘りたてタケノコを選んでいたら、
「それはオスだから硬いよ。メスはこっちで柔らかいよ。」
と、通りすがりの見知らぬおじさんに教えられた。
どうやらタケノコの先から出ている葉っぱが緑のものがオスで、
黄色いものがメスらしい。
そういえばメスの方が、気持ち値付けが高くなってることに気が付いた。
タケノコにオスとメスがあることなんて知らなかった。
タケノコ界は、奥が深い。

先日、東京オリンピックの新しいエンブレムが発表された。
すごく計算されつくした候補のデザインを見た時から、
「こういうふうに、計算で成り立つようなデザインは、私の中には無いなぁ。」
と秘かに思っていたら、やっぱり男性のデザインだった。
ちなみに招致エンブレムの桜のリースのデザインは女性のもので、
これは見ただけで「あ!女性だ!」ってわかるものだったから、
このふたつを横に並べてみると、オスとメスの感覚の違いがはっきりわかって面白かった。

メスの感覚と言えば、先日お亡くなりになられた建築家のザハ・ハディドさん。
この前の朝日新聞に、
「感覚的造形、強い個性放つ ザハ・ハディドさん急逝 建築家・磯崎新さん語る」
という記事が掲載されていた。
その中に、
我々の世代は構造や設備の合理性の上に表現があったが、
ザハはまず感覚的な表現があって、それを合理化していた。
建築というより、イメージによるデザインの能力といえた。
(記事より抜粋しました)

という一文があった。

ザハ氏に才能があったのは勿論なんだけれど、
ここには、オスとメスの感覚の違いがあると思った。
私もよく納品や施工のお供で建築現場に行くのだけれど、
なんだかんだ言ってもやっぱりいまだに建築関係はオス社会なわけで。
構造や合理性を強調するのは男性で、逆に女性は感覚で話をする。
オスとメスが意見を言い合うと、不思議と現場が迷走しがちで、
やっぱりオスとメスは全然違うんだって実感させられる。
だから最近は、オスならオス、メスならメス、というふうに、
単一性プロジェクトの方がめんどくさい事態になりにくいと思ってたりする。

(我が社はオスとメスが1対1のガチンコだから、いつも迷走中。)

オスとメス


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Posted by フォレストビュー/いちかわ at 10:42│Comments(0)どれでもない
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