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2016年06月24日

柔軟な暮らし、ここにあります。

ただの四角い部屋を、
障子や襖で仕切ったり、開け放ったりすることで、
パーソナルな寝室にもなれば、
家族が団らんできる居間にもなったり。
障子は、視線は遮るけれど光を通すし、
襖は、隣の空間を緩やかに遮るけれど、
完全に孤立した空間にはしない。

そんな、「和」の空間の持つ柔軟なスタイルは、
日本人のDNAの中に絶対にあるはずなんだけど、
近年、そんな暮らしができる環境は、なかなかないんだよなーと思っていたら、
「現代版・和的生活」は、こんなふうに進化してました。

そんなわけで、先日納めた現場がこちら。

柔軟な暮らし、ここにあります。

わかりますでしょーか?
ダンナに施工後の写真をまかせたら、
非常にわかり辛い写真ばっかになってしまった次第なんだけど、
要は、大きな部屋の真ん中を、ワードローブと本棚で間仕切って、
ひと部屋だった子供部屋を、ふた部屋に緩やかに分けました。

部屋は完全に遮断してなくて、天井とか奥とかはゆるーくつながってて、
でも、パーソナルな空間はきちんと確保されてる。
部屋はあらかじめ子供の成長に合わせて分割することを想定して作ってあるので、
出入り口は、各々の部屋にある構造。

今回納めたワードローブと本棚は、部屋のレイアウトを自在に変えられるように、
家人が自力で動かせる作りにしました。
だから、子供が独立したら壁際に移動して、ひと部屋に戻して使うことができます。

メインの子供部屋にはオーク無垢のベッドと、
柔軟な暮らし、ここにあります。

これまたオーク無垢のデスクも納めました。
柔軟な暮らし、ここにあります。

お客様の理想を現実にするためのオーダー家具は、
ひとつひとつ慎重に考えながら丁寧に設計して、
実験しながら作って、現場できっちりと合わせていく作業の積み重ねなんだけれど、
実際にこんなふうに納めさせてもらえると、本当にやりがいがあるし、
さらにはお客様に喜んでもらえるのがうれしい。

なんかもう、
このお部屋を使うお坊ちゃまの母の気分・・・とまではいかなくとも、
親戚のおばさんくらいには、なってしまうのであります。


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Posted by フォレストビュー/いちかわ at 10:49│Comments(0)家具
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