クラフト家具と暮らそう!

今月に入って商品写真を撮り始めて以降、
空いた時間を縫うように進めていたカタログ製作もいよいよ最終盤戦。
昨日は、印刷データの完成と入稿を終わらせるべく、一日家に引きこもった。

ここ数年、大がかりな印刷データの作成は、年に１度くらいしかやらないから、
ポッカリと忘れてるパソコン作業が多すぎ、
いちいち調べ直したりして無駄な時間ばかりかかる。
そのうえ、聞いたことはあっても意味が解らない単語が満載で、
一個つまづくと、その解決に一時間くらいを無駄にする。
頼りの分厚いソフト解説本は、その文章の半分くらいがカタカナで意味不明。
「聞いたことあるけど意味は知らない単語」で構成されている文章というのは、
読めても何が書いてあるのかわからないから、
ほとんど英語を見てるのと同レベルだ。

どのくらい意味が分からないかと言えば、
「画像コマンドを右クリック。出てきた情報の中から、
プロパティのアプリケーション設定を変えてください。」のくだり。
画像はわかるけど、コマンドってどれ？
は？プロパティ？
アプリケーションってもしや、スマホのアプリ的な？
そんなジタバタを、何度も何度も繰り返したので、
結局、夕方には終わるはずだった入稿は、
当日のタイムリミット１５分前の、２３時４５分に完了した。
作業は朝９時から始めたから、１４時間４５分パソコンの前にいて、
もはや目も心もショボショボだ。

それにしても、イマドキの若者は、
「コマンドをクリックしてプロパティーからアプリケーション変更」って言われたら、
きちんと意味を理解して、さくさくと作業できるのか？
もしそういう世代が社会に出てきてバリバリ仕事するようになると、
もう、会話さえ成り立たなくなるのではないか？
そんな不安が頭をよぎり、大学生の娘に聞いてみたら、
「そんぐらいは常識でわかるレベル。」と言われた・・・ガックリ。
ただし娘は情報系の学部だからわかるのであって、
パソコン使いこなせない人はたくさんいると慰められもした。

なんでも最近の大学では、第二外国語などやらず、
コンピューター言語を履修しなければいけないところが増えているらしい。
「これからは、コンピューター言語（Ｃ言語）は英語よりも重要になってくる。」
と言って憚らない人もいるわけだけれど、
Ｃ言語以前の、「コマンドクリックでプロパティからアプリケーションへ」
っつー会話を普通にする世の中になったのだから、
せめて単語の意味くらいはわかってなければいかんのだよなーと、痛感。



そんな時代に、こんなもの作りました。
スマホ用スピーカー。
スマホを載せるだけで、スマホの音楽が大音量で聞ける。
電源は使わないので、カバンに入れて持ち歩いても良いかも。

実物は、ＩＦＦＴで見てください。

ＩＦＦＴインテリアライフスタイルリビング
2016年11月 7日（月）– 9日（水）
東京ビッグサイト