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2022年04月12日

新年度、映画初め

4月になりました。
年明けからの慌ただしさも一段落で、スッキリと気持ちも新たに新年度スタートしてます。今年度もどうぞよろしくお願いします。

さて、今年のアカデミー賞は何かと話題が満載でした。中でも「ドライブ・マイ・カー」の国際長編映画賞受賞はとっても明るいニュース!ブラボー!作品賞には「Coda コーダ あいのうた」が選ばれました。この作品は観賞後の多幸感が抜群。世界中が混沌としている今だからこそ、映画館では幸せな気持ちになりたいという結果なのかも。

勝手に映画レビュー、3月以降に観賞した3本です。

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ベルファスト

新年度、映画初め

アカデミー脚本賞を受賞しました。
脚本も書いているケネス・ブラナー監督が、幼少期を過ごしたベルファストの話。

子供の世界は小さくて、幸せ。だけど現実は少しづつ変わり、悩みも不安も出てきて。そんな少年時代の出来事と、家族が未来を生きるため故郷を去る決断をするまでの物語です。
その中に出てくる宗教戦争のエピソードは、カトリックとプロテスタントの対立が同じ街の中で起こるというもの。子供には思想の違いも戦う意味もわからない様子が、まさに今、ウクライナがロシアに攻め込まれていることと重なって、タイムリーな作品に仕上がっています。

映像も、モノクロとは思えないほど色彩豊か。時々チラチラとカラーが入ったり、アクセントカラーの黄色も効いて印象的。いろんな意味でとっても深い、今年観るべき1本。


ゴヤの名画と優しい泥棒

新年度、映画初め

極上のハートウォーミングシネマ。私も、幸せな気分になりたいと思って観に行きました。この、あり得ないような話が実話だというところも素敵。何より、登場人物すべてが、どこかしら優しい!罪人だけど善人の主人公、厳しいけど優しい裁判官や弁護人、その他、まわりの登場人物に至るまで、悪役なんて一人もいなくて、世界って本当はこんなところなんだと思わせてくれる作品です。

原題は「The Duke」。Dukeとは、もちろん盗まれたゴヤの名画「ウェリントン公爵」のこと。欲を言えば原題のままが良かった。邦題の「優しい」が映画に先入観を与えてしまっているのが残念なんだもん。でも、とっても良作なことには間違いなしです。


THE BATMAN-ザ・バットマン-

新年度、映画初め

思えば「ダークナイト」以降、バットマン作品は、完全にダークサイド系シネマになりましたが、この作品で、いよいよヒーローもダークサイドに落ちました。何より話がコアすぎて、予習無しでは理解不可能。バットマンの恰好してるのにアクション少なめで、セリフでの状況説明が多すぎ。セリフの中には似たような名前が乱立で、「???」の嵐。一回で理解できたら、あなたは熱狂的バットマンファンと言ってよいでしょう。

もっと題材を整理して制作して欲しかった。この内容で3時間は、正直長すぎ。
バットマン好きにはおススメだけど、映画としては・・・?


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Posted by フォレストビュー/いちかわ at 08:09│Comments(0)映画
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