クラフト家具と暮らそう!

怒涛の一週間が終わりました。
昨日をもちまして、シズオカ[KAGU]メッセ2013閉幕いたしました。
ご来場くださいましたすべての皆様、
ご注文、お買い上げ、お打合せいただきました多くの皆様に、
心より、厚く御礼申し上げます。
ありがとうございました。

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目下私がどハマり中の朝ドラ「あまちゃん」では、先週、
古田新太が演じる大物プロデューサーが、こんなことを言ってた。
「10万人、100万人と1対1のお付き合いをするアイドルには、特定の彼氏がいてはいけない。
だから恋愛禁止。もっとも、ばれなければいいんだけどね、ウヒ❤」

このセリフ、私が常々思ってることと同じで、えらく共感してしまった。
というのも、我が社のようにオーダー家具製作をする時は、
どのお客さまとも1対1でのお付き合いとなるわけで、
だから「デザインはコレで行きましょう！」などという、
オレ様的な押しつけの提案は、やらないことにしているから。

じっくり話を聞き、相手の気持ちを汲み取り、相手の望むものをイメージして、
暮らしにぴったりとあてはまるものをプロの技術で提供するということは、
お付き合いのプロセスに似ている。
それがたとえお店であろうと、個人のお客様であろうと、手順も力の入れ方も同じ。
どの相手に対しても、1対1の真剣交際。

二〇リやイ〇アのようなマス（大衆）に向けた家具が猛威を振るう時代ではあるけれど、
個人個人の希望を叶えられるパーソナル（個人）な家具を欲しがっている人は、
思いのほか多いことに、毎回気づかされる。
震災以降、家族の絆が大事だと気が付いた日本人は、
各々の暮らしを今まで以上に大事にしたいと思い、
とことん楽しみたいと思うようにもなったと感じる。
そんな人々の「自分だけの何か」を“かなえ隊”。

「ニッポンを隅々まで楽しむ」というのも、今の時代だと思う。
地方発の美味しいもの、珍しいもの、上質なもの、ゆるキャラが発信するご当地名物。
お金さえあれば何でも買える東京とは違って、
手に入れるまでの苦労を伴う地方の物産は、レア感満載。

「地方地場産業」「レア製品」「パーソナル」
今年の市川木工が掲げている３大テーマだったりもする。

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シズオカ[KAGU]メッセ　2013

一般公開日

開催日時／平成25年6月8日(土)～9日(日)　10:00～17:00
開催場所／ツインメッセ静岡　北館
入 場 料／無 料



5日間にわたり開催中の　シズオカ[KAGU]メッセ　2013
いよいよ本日が最終日となりました。

一般公開日一日目の昨日はたくさんのお客様にご来場いただき、うれし泣きです。
「テレビで見た」と言ってお立ち寄りくださった方が本当に多く、
あらためてマスなメディアの力を痛感してる次第です。

家具やドアなど、オーダーの打ち合わせも多数ありました。
皆様それぞれ、自分達の暮らしに求めているものがあり、
それを丁寧に探ってお話させていただきました。
さらにうれしいことには、家具の打ち合わせをするために
わざわざ東京からいらしていただいたご一家があったこと。
どの案件も、できる限りの知恵を絞って、
お客様がいちばん欲しいと思えるものを作っていく所存です。

市川木工では、オーダー家具の製作を随時受け付けております。
一般のお客様は、デザイン及び設計料は無料で製作しています。
納得できるデザインになるまで何度でもプランニング変更可。
もちろん、お見積りも無料です。
ぜひこの機会に、市川木工ブースへお越しください。

そんな昨日は、こんなお客様もご来場。



衆議院議員の上沼恵美子…じゃなくて、上川陽子先生。

上川先生には、展示会のたびいろいろなものをご購入いただいています。
今回も一点お買い上げいただきました、誠にありがとうございました。

余談ですが、襟元に輝く議員バッヂ。
ホンモノをじっくりと見たことがなかったので、
「ちょと～、じっくり見せてください！」とお願いして、しっかり見せていただきましたよ～。
今の議員バッヂはみんなピン型になったそうなのですが、
昔は、女性にはブローチ型だったそうで。
そんなわけで、この日の議員バッヂは以前のブローチタイプをご装着。
ちなみに１個目は支給、２個目からは購入（1個1万円だって！）とか。

そんなこんなの家具メッセ。
のこり1日、がんばってまいります！おー！

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シズオカ[KAGU]メッセ　2013

一般公開日

開催日時／平成25年6月8日(土)～9日(日)　10:00～17:00
開催場所／ツインメッセ静岡　北館
入 場 料／無 料



家具産地静岡の新作家具が大集合。
年に一度しかない地元開催見本市ですから、
一般公開日は見逃せません。

家具をお探しの方、新居をご検討中の方
インテリア好きの方、たまたまお近くにいらした方
どなたでもご来場ください、入場料無料。

メーカー直売の掘り出し物多数。
市川木工でも、メッセ特別価格にていろいろ販売致します。

木の小物も、お手軽価格で販売中。
大人気の木のいえCoppa Villageは、
おかげさまで業者様販売で完売しましたが、
なんとか昨日、数点作って補充いたしました。
残数わずか、早い者勝ちです。

新製品の富士山型スツールなどなど、
なかなか手に入らないものたくさん。
この機会を、ぜひお見逃しなく！

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シズオカ[KAGU]メッセ2013

本日は業者及び展示品入れ替えのために休館日です。
そしてそして！
土日・2日間は一般公開日。
10時開場17時まで
皆様のお越しを心よりお待ちいたしております。

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さて、昨日の「とびっきりしずおか」ご覧いただけましたでしょうか？
市川木工ブースも、
まるくてしかくテーブルやアイロン台付きユニットなど、
ご紹介していただきました。
新製品のゆるキャラ「ふじBOY」「ふじGIRL」も、チラッと登場したのですよ！
ぜひ会場にて、実物をご覧ください。

市川木工は、オーダー家具の製作所ですが、
なんとなんと！一般のお客様には、
デザイン料無料で設計、製作まで請け負っております。
お気に入りのデザインが出来上がるまで、とことん付き合ってプランニングしています。
会場では、家具のご相談も随時承っております。
この機会に、ぜひご相談くださいね。

明日より二日間、市川木工ブースにてお待ちいたしております。



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シズオカ[KAGU]メッセ2013
本日3日目、業者商談日・最終日です。
皆様のお越しを心よりお待ちいたしております。

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祝！富士山・世界文化遺産登録目前！
新製品・富士山型スツール
黒富士モデル「ふじBOY]　ウォールナット×ホワイトアッシュ
赤富士モデル「ふじGIRL」サぺりマホガニー×メープル



おかげさまで、大好評です。
ぜひ、見に来てください。

さらにさらに！
本日夕方放送、とびっきりしずおかでは、
家具メッセ特集があります。
昨日は市川木工ブースでも取材していただきました。
「まるくてしかく」ダイニングテーブルのこと、
間仕切りにも壁面収納にもなるオーダーユニットシステムのことなどご紹介かも？
ぜひご覧くださいませ。

家具メッセ、明日は展示入れ替えのための休館日です。
そして！
今週末の土日は、いよいよ一般公開日。
新作目白押し！メーカー直売のこの機会をお見逃しなく！

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シズオカ［ＫＡＧＵ］メッセ公式Ｗｅｂサイト

シズオカ[KAGU]メッセ2013

本日より3日間は、業者商談日です。
皆様のお越しをお待ちいたして多ります。

ここ数日大変慌ただしかったので、なかなか展示品案内ができていなくてすみません。
明日にはアップできると思いますのでどうぞよろしく。

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ＮＨＫの朝ドラ「あまちゃん」見てますか？
私は見てます、すっかりツボです。
おもしろいですね～、笑えますね～。
何が良いかって、バカバカしいけど一所懸命ってのが良いです。

最近の「あまちゃん」では、アキとユイが地元アイドルユニット「潮騒のメモリーズ」として
お座敷列車でイベント出演するかって話で言い合う場面があったんだけど、
それは、自分たちの心構えが「本気か？」それとも「思い出づくりか？」ということで。
この、どうでもいいような悪いような言い合いが、
まるで今の我が社みたいで、昨日もひとしきり笑いました。

というのも市川木工は、展示会ってそもそも何のため出すの？ってことで。
それは例えば、きっかけ作りでもあって、
打ち上げ花火でもあって、
実験室でもあって、
お披露目の場でもあって、
つながる場とか、
知ってもらう場とか、
買ってもらう場とか、そりゃーもう、言いだしたらキリがないわけ。

そんな昨日、ダンナが、
「本気なのは、日常の仕事。展示会は、思い出づくり。」と、
とんでもないこと（それとも真っ当？）を言いだしまして。
だから私、
「思い出づくりじゃ困るんダ！！本気でやってもらわないと、ダメなんダ！」
（あまちゃん見てる人、わかりますか？本気でアイドルになりたいユイのセリフだよ）
と、ユイのモノマネで返してやりました。
まあ、お互い笑っちゃって結論は出ませんでしたが…。
だから、「本気」でもあるけれど、「思い出づくり」でもあるわけだなぁ、展示会って。

さてさて、今回もトライしてます“Something New”。
何がSomething Newなのかは、会場でご覧くださいね。

シズオカ［ＫＡＧＵ］メッセは、来週火曜日より開催です。

シズオカ［ＫＡＧＵ］メッセ公式Ｗｅｂサイト



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６月４日～９日（７日休館）にかけて、
シズオカ［ＫＡＧＵ］メッセがツインメッセ静岡にて開催されるので、
目下、展示品を鋭意製作中！…のハズなのだけれど…。
実は、展示品よりも大事なお客様注文品製作が目白押し。
（しかも月末だから出荷ラッシュ）

そんなこともあり、思うように進まない展示品製作ですが、
今日から準備も怒涛の追い込みに入ります（泣き）
がんばります、自分。
がんばらせます、ダンナ。
皆様のお越しを、心よりお待ち申し上げております。

で、

肝心の新作は？といえば、
小さなゆるキャラのアレが、無邪気に登場。
全貌は近日ご紹介、もうしばらくお待ちくださいませ。

弊社製作の家具は、全てオーダーで対応しています。
ショップ様オリジナルデザインの家具製作は、実績多数。
家具に限らず木製品のＯＥＭ製作も、様々なジャンルで対応中。

一般のお客様には、デザイン料無料で設計製作しています。
気に入ったデザインになるまで、何度でもデザイン変更可。
ご自宅に合ったデザインの家具を、一緒に作っていきたいと思っています。
デザイナーでもある職人と、お客様とのダイレクトな製作体系ですから、
中間マージンが一切かからずにクオリティーの高い商品をご購入いただけます。
もちろんお見積り無料。
メッセ会場にて、ご相談も受け付けています。
お気軽にお声かけください。

シズオカ［ＫＡＧＵ］メッセは、来週火曜日より開催です。

シズオカ［ＫＡＧＵ］メッセ公式Ｗｅｂサイト



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昨日、知人から電話をもらった。
「高い買い物（ン十万円程度）をする予定なのだけれど、
品物にいまいち詳しくないので、ちょっと意見伺いの相談。」とのこと。

実は私、こういう時はプロにまかせるのがいちばんと思っている。
だから、この人なら！と思える人とか、この店なら！と思える店を探して、
自分の状況と予算と希望を包み隠さず話して、
どどん！とおまかせしてみては？と答えた。

というのも、自分が仕事をする時、こちらを信頼してまかせてもらった方が、
依頼者にとって、いちばん良かったと思える結果になっているからで。
まずはお客様の希望とか、予算とか、イメージとかをうかがったうえで、
「まかせますから、以上を踏まえていちばん良いと思えるかたちで納めてください。」
と言われれば、少しでもお客様に喜んでいただきたいと、
予算以上に濃い内容になるのが常で。
そういう、お金に反映されない日本人の情というのが「おまかせ」には入っている。
「信頼してるんだから、しっかりやれよ！」というプレッシャーが、その理由でもある。

さて、明後日から次女は修学旅行で関西方面へ出発の予定。
「お土産は何が良い？」と聞かれたので、
迷わず「おまかせします。」と答えた。
誰でも知ってる有名なものを頼んで買ってきてもらうより、
現地で見つけたレアなものを食べたいと思う私。
何より今は、お土産宅配便という便利な通販もあるから、
八ッ橋や酒（！？）なんかは、通販で購入予定だし。

まかせられたら、否応なく頭を使う。
言われたことを言われたとおりにやるよりも、
ふか～くふか～く考えなくてはいけないのも、おまかせの大事なところ。
「よ～く考えて、お土産買って来て下さい。」と言って、送り出す予定。



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子供の送迎の段取りをどうするかについての、ダンナとの会話より。

私　　「ソウゲイ？（送り迎えの両方できる？）
　　　　ソウ？（送りのみできる？）
　　　　ゲイ？（迎えのみできる？）」

ダンナ「う～ん…、ゲイ（迎えのみ）。」

息子　「何の話？」

私　　「ん？
　　　　お父さん…ゲイだって。」

息子　「…うわっ！キモッ。」

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さてさて、そんなバカバカしい日常の我が家ではありますが、
こちら、我が社のゆるキャラは、ただ今富士山静岡空港展示コーナーにて、
皆様をゲイ（お迎え）しております。

そんな彼、シズオカ［ＫＡＧＵ］メッセのＰＲも展開中。
写真ではなんだかわからないと思いますので、
ぜひ実物は、展示会会場でご覧くださいませ。



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昨日に引き続き、セオリーの話題を。
（ちなみに私が考えるセオリー（理論・方法論）とは、
ジャンルのとらわれることなくすべてに共通する、自分の中で考える大事なこと）

昨日の記事は
“困難に直面した時、自分で解決することは、自分の力になる”
というセオリーでもあったのだけれど、
今日は“背伸びをすると、足元をすくわれる”というセオリー。

最近子供が通っている接骨院には、夕方になると、
部活で故障を抱えてしまった生徒がわんさかやって来る。
故障の原因はそれぞれだろうけれど、
身近に存在するケガをしてしまった生徒を見ると、共通するものがある。

強かったり、頑張っていたり、期待されていたり。
どれも身体の限界を超えて、酷使してきた結果でもある。

腰が痛い人、シンスプリントやオスグッドになってしまった人、
肉離れもあれば、腱を痛めていたりもする。
避けられない事故によるケガはどうしょうも無いけれど、
ゆっくり体をほぐして、入念に準備運動して体を温め、
本格始動前にストレッチで体の隅々を伸ばす習慣が付いていれば、
もしかしたら痛めることも無かったかもしれないケースは、少なくない。

昨日、マラソンの野口みずき選手のニュースがあった。
この記事の中の「今は体の声を聞けるようになった」は、印象的だ。
自分を過信しすぎると、思わぬ落とし穴があるのだ。
ケガでオリンピックを棒に振った経験が語る言葉は、重い。

最近の私は何かと“いそがしい”とか“時間が無い”とかの理由で、
十分な下準備なく物事に突入することが多くなってきた。
特に展示会の仕事などは、日々の業務をこなし、
日常生活のあらゆることを抱えた上にさらに加わる大きな仕事だから、
どうしてもウォーミングアップやストレッチ的な部分をを端折る傾向にある。
今のところ、大きなケガ（失敗）はないけれど、
気分は毎回、綱渡りだ。

ケガ（失敗）をした後の回復は大変。
ケガをしないように下準備をするのは時間もかかるし面倒くさいのだけれど、
不安定な場所で背伸びをするより、
しっかりと足元を固めて踏ん張る方が、
よっぽど良いパフォーマンスができるんだぞ、と、
自分に言い聞かせるしかない。

スポーツとケガ
仕事と失敗

これは私の中では、同じセオリーなのだ。



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ブログを書くようになって５年。
日々の出来事をこの場でぶちまけている私だけれど
私なりに、ブログを通してたどり着いた、ひとつの思いがある。

それは、
日常生活も、仕事も、子育ても、人との交流も、趣味も、あれもこれも、
そのいちばん底辺に流れているセオリーは、みんな同じなんだということ。

だから、仕事で行き詰ったら、暮らしの中でうまくいったことを取り入れてみるとか、
子育てで悩んだら、趣味の世界からヒントを得てみるとか。
自分の生活のすべてのパーツは実はみんなお互いに影響し合っているのだから、
ひとつのことに特化せずに、バランスよく生きることが、
時として降りかかる避けて通ることのできない問題の、柔軟な解決にもなると思っている。

先日、学校の先生からこんな話を聞いた。

ある生徒が、もう３ヶ月も友達のことで悩んでいた。
ある日、その生徒が意を決して、泣きながら自分のところに相談にやって来た。
しかし生徒曰く「先生はこの話を聞くにあたって、ひとつだけ約束してほしい」と言った。
それは、絶対に自分の母親にだけはこの一件を知らせないでほしいということだった。
なぜかと言えば、もしこの話を母親が知ってしまったら、
子供に良かれと思って先回りしてあらゆるところに手を回し、
その結果、きっとこの話を全部つぶしてしまうと思う、と。
そこで先生は、友達と1：1で話し合える場を作り、
お互いの腹の底で思っていることを長い時間かけてぶつけ合った。
その後、子供らは和解し、その生徒は自信を持つことができ、
大きく成長するきっかけになった。
親は、子供が困った時に手を差し伸べることが、やさしさなのではない。
手を出さないことで、子供は自ら考えるようになるのだ。

自分のものさしを持つということが、とても大事な世の中になった。
その尺度が他人と全く違っても、折れない心を持つことも大事になった。
人から差しのべられた手を取って歩くことばかりやっていると、
知らないうちに、自力で歩行できなくなる。
世の中に氾濫するセオリー（理論・方法論）のすべてが、自分にマッチングするはずはない。
自分のセオリーは、自分の中から探すのだ。

と、展示会の前に、自分に言い聞かせている。



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５月６日(月）の朝日新聞、天声人語に書かれていたことが、とても印象に残っている。

懐かしいCMソングを思い出した。「24時間戦えますか ビジネスマン」。
1989年、バブルの絶頂期だった。
徹夜仕事のお供に、眠気防止のためのドリンク剤が定番とされた時代だ。
あの浮かれた世相が頭をよぎったのは、「さとり世代」という言葉を知ったからである。
ネットの世界で誕生し、広がっている。
＜略＞
80年代半ば以降の生まれで、20代半ばまでの年代をいう。さとりとは悟りであろう。
＜略＞
右肩上がりの成長を知らずに育った世代。
だからか万事、欲がない。車もブランド品も欲しくない。
海外旅行にも恋愛にも興味が薄い。
将来、偉くなりたいとも思わない。「結果をさとり、高望みしない」。
＜略＞
世代論は難しい。趨勢として若い世代の考え方は確かに変わりつつあるらしい。
バブル時代の狂騒を思えば、真っ当な方向だ。景気回復もいいが、あんな時代に戻りたくはない。
（朝日新聞５/６付け　天声人語より抜粋）

最後の一文には思わず、う～ん…そうかもと、唸ってしまうなぁ。

ぶっちゃけ私もアラゴー（アラウンド50）に足を踏み入れてるわけだから、
たとえドリンク剤を飲んで今日を徹夜で乗り越えたとしても、
そのあと２~３日グロッキーになってしまうこと請け合い。
自分の身体を過信できる年齢でもなくなってるわけで、とほー。

ということで、私の代わりに２４時間働いてくれる人いないかなー？（キョロキョロ）
いなければ、作ってしまえ！とばかりに、
この度、いきなりゆるキャラの新製品を作ってしまいましてん。
来月のＫＡＧＵメッセにてお披露目のつもりでしたが、
一足早く富士山静岡空港にて、ＫＡＧＵメッセのＰＲのためデビューとなりました。

ゆるキャラの全貌は、また後日お知らせ。
ＫＡＧＵメッセでお待ちいたしております。



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昨日「移動手段はたくさんある」という内容の記事を書いたのだけれど、
今日もそんなお話。

木工製品を作っているメーカーの我が社だけど、
プロパー商品やＯＥＭなんかのように、
すでに何回も何回も作っているにもかかわらず、
作り方が決定しているものって、実を言うと、ほとんど無い。
というのも毎回作る度ごとに、
何かしらの進化とか、工夫とか、気が付いたことを試しているから。

そんなことで、先週作っていた某ＯＥＭ製品も、
もう何ロット目かわかんないくらい作ってきたにもかかわらず、
またまた新しい作り方でトライしてみた。
これが意外とうまくいったので、
次回からはこの方向でさらに進化させれば良いんじゃないかなーと思ったりしてる。

基本は常に「反・マニュアル主義」だ。
もしかしたら、今回うまくいった方法よりも、
もっといい方法があるかもしれないから。
うまくいったことをマニュアル化してしまうと、
考えることをしなくなってしまうのを、いちばん恐れていたりもする。

車で移動するのがいちばんいいと思っていた場所に歩いて行ってみたら、
良い運動になって、よっぽど健康的だと気が付くのといっしょ。
歩いて行ける場所だけど雨が降ったので車を使ったら、
濡れなくてよかったと思うのといっしょ。

ひとつの方法に的を絞らないことで見えてくる世界は、
想像するよりもよっぽど広いのだ。



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お出かけの時の移動手段が、
徒歩なのか、自転車なのか、車なのか、バスなのか、電車なのか、
その時々で何を選ぶかってことは、自分にとって大きな問題。
どこでもドアがあればそんなこと考える必要などないのだけれど、
現実的にはそういうわけにはいかないし。

お隣の家に行くのなら、徒歩とか
近所のスーパーなら、自転車とか
遠くの商業施設なら、車とか
駐車場が無い場所ならば、バスとか電車とか
外国ならば、飛行機とか
時間があるなら、船とか

自分がＡ地点からＢ地点に移動するだけのことなんだけれど、
選択肢って結構いっぱいあるもの。
コストとか、便利さとか、早さとか、乗り心地とか、
そんなことを総合的に考えると、
求めるものは人それぞれだったりする。
でも、それぞれどういうふうに良いのかとか悪いのかとかを、
自分が知らなければ選びようがないものでもあるわけ。

そんな時、もし、自分の状況と気持ちを理解してくれて、
交通手段を選んでくれて、連れて行ってくれる人がいたら、
どんなに良いかと思う。
時間をたっぷりかけて、移動中もたのしく過ごせるような船のイタリア旅行とか、
買い物時間も含めて２０分しかない時の買い出しの段取りとか、
そういう判断を任せられる人がいたら、さぞかし便利だろうなぁと。

実は我が社、木のモノづくりに関して、
そんなお手伝いがができるようになりたいと思っているんです。

つくること＝職人の目線
つかうこと＝お客様の目線
かんがえること＝デザインの目線

3つの目線を大切にしながら、
使う人のための生活具を、
きちんと作る。

2013年　シズオカ[KAGU]メッセでの
市川木工のテーマでもあります。
出品情報は、今後もボチボチこちらのブログでアップするつもり。
皆様のご来場、お待ちいたしておりますね。



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