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■市川木工・イベント情報

2016年11月14日

ディープな世界の地場産業

ボタンを付けるとか、ズボンやスカートの裾をまつるような、
ちょっとした針仕事ですら、やる人はまわりを見渡してもほとんどいない。
だから、年に数回・・・もしくは数年に1回くらいしか針を持たない人にとって、
針というのは小学校の時の家庭科の裁縫セットに入ってるもので十分足りて、
一生、その、錆びた使いにくい哀れな針で過ごしたりしてる。

でも、仕事でしょっちゅう針を持っている人や、
洋裁とか手芸とかの針仕事が好きな人にとって、手縫い針は大事。
私も結構な洋裁好きだから、針には興味があるのだけれど
そんな中でも有名なのは、チューリップという広島の会社の針だ。
先日行ったハンドメイドのイベント会場に、その、チューリップのブースが出ていた。

「使いやすい」というのは知っていたけれど、
ブースにいたお姉さんからその説明を聞いて納得。
あんなに小さなものの中に、すんごく手間と工夫がされてて驚いた。

まずー、針先がめっちゃ尖がってて、(これは想定内)
針穴の中までバッチリ研磨されてて、(これも想定内)
針を縦研磨することで布通りをスムーズにして、布との接点を減らして、
長時間の針仕事でも疲れにくくなってるそーです。(これはすご!)
他にも、真っ直ぐだとか折れにくいとかよくしなるとかいろいろ考えられてて、
「たかが針、されど針」っていうこだわりは、地場産業ならではだなぁと思った。

ディープな世界の地場産業

そんなわけで、お買い上げ。
6本入りで、¥800-、だから1本¥133-くらい。
高いんだけど、絶対おススメですからー。
ちなみに今回はイベント会場だったので、サンプル品いっぱいもらってお得感満載だった。

さて、そのサンプルの入ってるケースには、「広島針」と書いてある。
そかー、
地場産業って、「古くから培った技術がありそう」って、
こういう表記を改めて見せられると思うなー、説得力あるなー。

静岡の家具業界も、「静岡家具」とは言っていても、
会社名より大きく「静岡家具」って表記してるところは無いなー。
でかでかと静岡家具って書いても良いかも。
だって、チューリップの針は、
商品(針)より大きな会社名(チューリップ)
それより大きな広島針(登録商標だそうです)なんだもん。



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Posted by フォレストビュー/いちかわ at 10:01│Comments(0)どれでもない
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