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2017年02月24日

オッケーバブリー

長女が新しいデニムのパンツを私に見せながら、
「ねぇ、このパンツすごくかわいくない?」と言った。
「・・・全然かわいくないです・・・つか、逆に懐かしいです」と、私は答えた。

長女がカワイイと絶賛のそのパンツとは、
ウエストにタック入ってて、股上が深くて、
お尻から太ももにかけてゆとりがあって、
先細りで、くるぶしが出るくらいの短い丈のズボンのこと。
はいてたことあるバブリーな人、きっとたくさんいるはずです。
昔はワンタックとかツータックとか、タックの数を自慢してたけど、
今はざっくりまとめて「テーパードパンツ」っていうんだって。

長女は洋服屋さんでショップ店員のバイトをしてるから、(本業は大学生)
ちょくちょく店の新作のプロパー品を着ている。
で、今年の新作だと言い張るそのバブリーなフォルムのデニムを、
今日着ているというわけ。

「こんなのがかわいいんだったら、バブリーな洋服が全部可愛くなっちゃうじゃん!」
と私が言うと、
「えーーーー、バブリーな服って、めっちゃかわいいじゃん!」と、すぐさま答えた。
肩パットはちょっと受け付けないけど、その他の服は品質も良くて形も新鮮で、
まさに、オッケーバブリーなんだって。

ああ私、時代はめぐるその2週目に突入したのね・・・と、しみじみ。
さて、そこからバブル時代の未だに捨ててなかった洋服を漁りだした長女は、
バブル時代を飛び越えて、
私が高校生時代に着てたカウチンセーターまでひっぱり出してきた。
ざっと35年物・・ここまで来ると、結構良い出汁でてます。

それにしても、昔のセーターはしっかりしてるね。
バブル時代の洋服だって、生地も縫製も一流でした。
取ってあるのは全部きっちりと作ってあって、
今みたいにペラペラな服なんて全然ないんだもんね。

モノ作りは、一回手を抜くとなかなか元には戻れないっていうけれど、
洋服を作る工程はコストカットで減る一方。
ペラペラな服しか着ていない若者に、
ぜひあの、バブル時代の一流品の持つ品質を、
たとえ古着でも良いから体感してもらいたいとも思ったりする。

すごく勝手なバブル世代は、
今でもオッケーバブリーなんだな、へへっ。

オッケーバブリー

駿府楽市には、今月末まで出店中です。
ご興味ある方、お早めにお越しくださいませ。


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Posted by フォレストビュー/いちかわ at 10:51│Comments(0)どれでもない
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