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2021年09月09日

キワモノ・若者・酒モノ、どれも一級品の映画3本

ザ・スーサイドスクワッド ”極‘’悪党、集結

キワモノ・若者・酒モノ、どれも一級品の映画3本

私が映画を観るいちばんの理由は、まだ観たことのない新しい何かを体験したいから。そんな、「観たことのない新しい何か」をビタビタに攻めまくったのがこの作品!ですよ!

くだらなさも、下品さも、バカバカしさも、真面目さも、グロテスクさも、かわいらしさも、迫力も、何から何まで真剣そのもの。こんなにもあり得ない感満載の作品を、一切の妥協も手抜きも無く、よくぞ作ってくれました!さぞ、表現に対する批判も多いことでしょう。でも、「それが何?」と言わんばかりに、自分の世界観を作り上げてしまうクリエイティビティー、ブラボーです。カイジュウ(怪獣)へのリスペクト、日本人として素直に嬉しいです。内容なんて全くなくても、やりたい放題を大真面目に取り組んだこの作品、大すきです!


少年の君

キワモノ・若者・酒モノ、どれも一級品の映画3本

過去に日本が通過してきた、1980年代の学校の荒廃や受験戦争を、まざまざと思い出させてくれました。振り返るとあの時の若者(自分と同年代)は、型にはまった教育や、受験中心の教育システムに反発して荒れてたのかも。

学校という小さすぎる社会や、激烈な受験戦争。周囲の期待の重圧から、いじめでストレスを発散する加害者。いじめの連鎖から抜け出せない被害者。学校というシステムからドロップアウトしたことで、人生に投げやりになってる若者。優先順位の1位は入試と位置付ける未熟さ。現代の中国の抱える問題は、日本でも心当たりあり。

日本の青春映画とは対極の、強烈な社会派作品。
観る価値あります。


アナザーラウンド

キワモノ・若者・酒モノ、どれも一級品の映画3本

ちょっと引くくらいに酒まみれの作品。

とにかく皆、水を飲むようにように酒を飲みます。しかも蒸留酒を、ロックとかストレートで。高そうなワインもガブガブ。ビールに至ってはラッパ飲み。北欧人はアルコール耐性が強い人種なんですね。日本人はアルコールに弱い人種なので、お国柄としても理解できない部分多め。一番びっくりしたのが、高校生も酒OKってこと。若いうちから、みんな酒をガブガブ。そういう国だからこそ、酒問題は根深いんだと思いました。

この作品は、酒の良いところも悪いところも描いてくれてます。飲むと気分が高揚して、饒舌になって、ウキウキして、自分もまわりも楽しくなる。でも飲み過ぎると、何もできなくなって、みんなが離れていって、ひとりぼっちに。酒は、ちょうどいい加減で、ほどほどに付き合わなければいけない大人の飲み物です。

奇しくも今は、新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言期間で、いわゆる「令和の禁酒令」真っただ中。はやくコロナが終息して、みんなで美味しいお酒が飲みたい!


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Posted by フォレストビュー/いちかわ at 08:07│Comments(0)映画
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