2009年08月27日
昨日見たTV
NHKのトーク番組に、
ピアニストの中村紘子さんが出た時のアンコール放送がやっていたので、
思わず見入ってしまいました。
お嬢様風のしゃべり方と内容がマッチしていないのがおもしろい。
「人間ってね、ビフテキといっしょで、腐る手前がおいしいのよ。」
つまり、さんざん自分をいじめ抜いて、壊れる一歩手前の演奏がいちばんいいんだって。
ほうほう、私、見た事あります、北京オリンピックのソフトボールの上野投手。
彼女の決勝戦での力投がまさにそんなカンジでしたから。
(WBC決勝戦もそんなカンジだったかな?
あ、高校野球の決勝戦も…って、それじゃあ野球ばっかじゃん!)
さて、この番組の中で中村紘子さんが若い頃の話をしていました。
それは「日本人の精神論」について。
日本ではとかく「努力」「忍耐」「根性」というような、
体育会系の精神論で音楽を叩き込まれていたのだけれど、
留学してみてはじめてそれが間違いだったと知った、というのです。
音楽は芸術、表現するもの。
体育会系の精神論で演奏するものではなかったのだ、と。
そういえば、娘の部活は吹奏楽部だけれど、
ここでは音楽が「体育会系の精神論」で語られることが非常に多い。
「上達しないのは、根性がないからだ。」などなどと…。
こういうのは大抵、上級生が下級生に対して指導する時に出る話。
なんかちがうんだよな〜と思っていた事、
中村紘子さんのお話で、「やっぱりな〜」です。
娘曰く、「精神論で音楽を語る人って、基礎がない人が多いよ」と。
わかっていても、集団になると、
「努力!忍耐!根性!オー!」
となってしまうのは、日本人の性なんだって。
ピアニストの中村紘子さんが出た時のアンコール放送がやっていたので、
思わず見入ってしまいました。
お嬢様風のしゃべり方と内容がマッチしていないのがおもしろい。
「人間ってね、ビフテキといっしょで、腐る手前がおいしいのよ。」
つまり、さんざん自分をいじめ抜いて、壊れる一歩手前の演奏がいちばんいいんだって。
ほうほう、私、見た事あります、北京オリンピックのソフトボールの上野投手。
彼女の決勝戦での力投がまさにそんなカンジでしたから。
(WBC決勝戦もそんなカンジだったかな?
あ、高校野球の決勝戦も…って、それじゃあ野球ばっかじゃん!)
さて、この番組の中で中村紘子さんが若い頃の話をしていました。
それは「日本人の精神論」について。
日本ではとかく「努力」「忍耐」「根性」というような、
体育会系の精神論で音楽を叩き込まれていたのだけれど、
留学してみてはじめてそれが間違いだったと知った、というのです。
音楽は芸術、表現するもの。
体育会系の精神論で演奏するものではなかったのだ、と。
そういえば、娘の部活は吹奏楽部だけれど、
ここでは音楽が「体育会系の精神論」で語られることが非常に多い。
「上達しないのは、根性がないからだ。」などなどと…。
こういうのは大抵、上級生が下級生に対して指導する時に出る話。
なんかちがうんだよな〜と思っていた事、
中村紘子さんのお話で、「やっぱりな〜」です。
娘曰く、「精神論で音楽を語る人って、基礎がない人が多いよ」と。
わかっていても、集団になると、
「努力!忍耐!根性!オー!」
となってしまうのは、日本人の性なんだって。
Posted by フォレストビュー/いちかわ at 10:07│Comments(0)
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