2018年06月08日
シズオカKAGUメッセ2018 / 後記

2018年シズオカKAGUメッセが終了しました。
本年も、本当に多くのお客様にご来場いただきました。
お取引先様、ご新規様、一般のお客様、
お立ち寄りやご注文、さらにはお買い上げいただきました
すべての皆様に、心より厚く御礼申し上げます。
誠にありがとうございました。
***********************
世の中のいろんなことが、勢いよく変わっている今、
ご多分に漏れず、家具業界も、産業の潮目の真っ只中で。
全国のどの家具産地も、これから先に進む工夫を模索しているけれど、
静岡家具でも、今回の家具メッセでは、組合員に留まることなく、
いろんな企業様、作家さん、デザイナーさんにご出展いただきました。
これは、「家具」という、ひとつのカテゴリーにとらわれることのない、
生活全般をひっくるめたプレゼンテーションへの第1歩になるのかな?
今回のメッセの企画から開催まで作り上げてくださった関係者の皆様、
そして出展者の皆様全員に、この場を借りて厚く御礼申し上げます。
ありがとうございました。
さて、今回のメッセの取り組みが、今後どう展開していくのかは、
それぞれの出展者さまのスタンスによるところが大きいわけで。
各出展社のオリジナリティーや、途切れることの無い商品開発や、
新しい取り組みの永遠の努力、そこんところを置き去りにしては、
せっかくのメッセ全体の新しいプレゼンテーションの取り組みも、
台無しになってしまうと、改めて肝に銘じた次第です。
そして、何よりも大事だと痛感したことは、アイデンティティ。
それは、各会社が持つべきものでもあるのと同様、
静岡家具全体としてのものも、共有するべきだなぁと。
お客様に、「わざわざ、静岡までお越しいただく」ための、
最も重要な、一丁目一番地だと感じました。
そんな我が社のアイデンティティは、
「考えること、作ること、使うことを、切り離さない」
意外と知らない方が多くて、結構皆さんに驚かれるのですが、
我が社は、社長(夫)と私の二人しかいない会社。
その二人だけで、すべての商品の企画、デザイン、製作、
展示会などでの販売までを、一貫して行っています。
全部二人だけでやるのはとても大変だけれど、そうすることで、
より合理的な製作方法を見つけることができたり、
商品全体にも、市川木工らしさが生まれたりすると感じているのですが、
どうでしょうか?
今後とも、静岡家具、並びに市川木工を
よろしくお願いいたします。
2018年06月03日
シズオカKAGUメッセ2018 あっという間の最終日

5/30より開催しております「シズオカKAGUメッセ2018」
あまりの慌ただしさゆえ、ブログでアナウンスをしていない間に、
あっという間の最終日となってしまいました。
昨日より始まった一般公開日には、
朝から多くのお客様にお越しいただきました。
弊社ブースも大賑わいで、ありがたい限りです。
今回から市川木工では、カード決済を導入。
今回だけの価格設定のお品物多数、
早い者勝ち多数、現品残りわずかな商品もありますので、
お手持ちのお金がなくても、カードで対応できます。
ぜひぜひ、ツインメッセ静岡北館会場までお越しください。

シズオカKAGUメッセ 2018
市川木工 小間No,6(入口正面左)
2018年05月21日
その楽譜棚、かくれた秘密あり。
数年前、川崎でピアノ講師をされている方から、
ピアノ室に置く楽譜棚の注文をいただいた。
こちら
当時、偶然ネットで我が社を見つけてくれたそうなんだけれど、
話してみたら、とっても近しいつながりがある方だった事が発覚。
世間は狭く、ネットの力はすごい!と思った印象深いお客様。
さて先日、そのお客様から久しぶりにご連絡いただいた。
なんでも、ピアノ室にもう1台、ピアノを入れるとのことで、
以前入れた楽譜棚を、移動したいと。
ってなわけで早速、社長(ダンナ)が移動しに行きました。

さて、家具を倒れないようにするためには、
いちばん丈夫で安心なのが、家具もろとも壁にビスで留めちゃうこと。
だけどそれをやってしまうと、
壁や家具に穴が開いてしまうので、ビス留めを嫌う方は結構多い。
我が社は、置き家具(壁に留めつけることなく、置くだけで設置完了)であっても、
どうやって倒れないようににするかってことを、実は一生懸命に考えて作ってて、
この楽譜棚も、置き家具でありながら、
地震が来た時は、限りなく倒れにくい設計にしてある。
で、この楽譜棚。
組み立ててしまうと大きな一個の棚なんだけど、
実は3分割のノックダウンになってる。
そして、いちばん上の箱には秘密のネジがあって、
そのネジを回すと、天板の中に仕込んである板が持ち上がって、
天井に突っ張ることができる。
天井までいっぱいいっぱいの大きさ+隠れた突っ張り構造は、
かなり有効な地震対策になってるんです。
ビスで壁に留めつけることなく、倒れない楽譜棚。
移動する可能性があるものには、とっても重宝だと再認識した次第。
楽譜棚の秘密と、不思議なご縁の話はこちらからも

さていよいよ来週は「シズオカKAGUメッセ2018」
市川木工は、入口入って左手正面です。
皆様のご来場、お待ちいたしております。
市川木工 小間番号6
ピアノ室に置く楽譜棚の注文をいただいた。
こちら
当時、偶然ネットで我が社を見つけてくれたそうなんだけれど、
話してみたら、とっても近しいつながりがある方だった事が発覚。
世間は狭く、ネットの力はすごい!と思った印象深いお客様。
さて先日、そのお客様から久しぶりにご連絡いただいた。
なんでも、ピアノ室にもう1台、ピアノを入れるとのことで、
以前入れた楽譜棚を、移動したいと。
ってなわけで早速、社長(ダンナ)が移動しに行きました。

さて、家具を倒れないようにするためには、
いちばん丈夫で安心なのが、家具もろとも壁にビスで留めちゃうこと。
だけどそれをやってしまうと、
壁や家具に穴が開いてしまうので、ビス留めを嫌う方は結構多い。
我が社は、置き家具(壁に留めつけることなく、置くだけで設置完了)であっても、
どうやって倒れないようににするかってことを、実は一生懸命に考えて作ってて、
この楽譜棚も、置き家具でありながら、
地震が来た時は、限りなく倒れにくい設計にしてある。
で、この楽譜棚。
組み立ててしまうと大きな一個の棚なんだけど、
実は3分割のノックダウンになってる。
そして、いちばん上の箱には秘密のネジがあって、
そのネジを回すと、天板の中に仕込んである板が持ち上がって、
天井に突っ張ることができる。
天井までいっぱいいっぱいの大きさ+隠れた突っ張り構造は、
かなり有効な地震対策になってるんです。
ビスで壁に留めつけることなく、倒れない楽譜棚。
移動する可能性があるものには、とっても重宝だと再認識した次第。
楽譜棚の秘密と、不思議なご縁の話はこちらからも

さていよいよ来週は「シズオカKAGUメッセ2018」
市川木工は、入口入って左手正面です。
皆様のご来場、お待ちいたしております。
市川木工 小間番号6
2018年05月08日
使い方は、1通りじゃないのがいい

ダイニングが狭いから、大きなテーブルは置けないけど
たまにはお客様を呼んでお茶や食事がしたい。
いつもは必要ないんだけど・・・
たまにしか使わないんだけど・・・
大きなテーブルがあったらいいのに!って思う事、
あるんだよなー。
そんな「あったらいいのに!」がきっかけで
長い間、ずっとずっと考えて温めていた
エクステンションテーブル(伸縮テーブル)のシステムを、
ひょんなことからお客様のオーダーテーブルで使うことができた。
とてもシンプルな考え方なので、
重くてごつい金具などは使うことなく、
手軽にテーブルのサイズが変えられるデザイン。
特に今回は、天板もフラッシュで製作して重量を軽く仕上げたので、
オーナーの女性のお客様でも、らくらく伸縮できる仕上がりになった。
暮らし方って、思ってた以上に年々変わっていくことに、
驚かされることが多くなった。
暮らしの道具を、暮らし方の変化にどれだけ対応させられるかっていうのは
自分の生活感覚にかかっているんだろうけど、
暮らしの変化に対応できる道具を作り出すことは、
もっともっと広い視野が必要なんだと、
痛感するこのごろでもあります。

シズオカKAUメッセ 出展します。
皆様のご来場、お待ちいたしております。