2021年11月03日
超大作から力作まで!公開中の映画がとんでもないことになってます!
コロナによって、延期されてた映画公開が一気に解禁で、劇場は超大作が大渋滞です!観る作品が毎回ヘビーで、もう、頭の整理が追い付きません。
007/ノー・タイム・トゥ・ダイ

ダニエル・クレイグの007引退作品なのに、公開が延期されること約1年半。その間、劇場で何度予告を見てきたことか。
予告編では、ボンドが橋から飛び降りたり、バイクで階段を駆け上がったり、愛車のライトが機関銃になったりと、それはそれは盛りだくさんのアクション。それだけで全編の見どころを味わった気分になっていたら、予告で公開されたものなんて最初のご挨拶程度に繰り広げられたアクションでしかなく、本編はもっとすごいことになってた驚き!
先日の朝日新聞では、クレイグ主演作以降の007のことを、『セクシーおじさまの大冒険』と書いていましたが、そんなセクシーおじさまは最後まで、全編飽きることなく魅せ付けてくれました。引退にふさわしい超大作です、ブラボー。
クレイグ主演の007は全話のストーリーが続いているので、アマゾンプライム等で予習してからの観賞をおススメ、です。
DUNE/デューン 砂の惑星

映像がすごいとの前評判で、IMAXで観ました。腹の底から響く音は、耳がツーンとなるくらいの大音響。映像も砂漠の中に入り込んでしまうような感覚があって、さすがIMAX案件の作品。
これも007同様、公開延期のあおりを受けて、何度も何度も予告を観てきた作品。
007と違うところは、予告編に映画の見どころを使ってしまったことかも。見どころ知ってると先を読んでしまいがちなので、そこはもったいなかったなーと、あくまでも007との比較ですが、思いました。
本編は、壮大な宇宙モノです。スターウォーズシリーズが終わってしまった今、長い年月かけて紡がれてほしい話です。美しいけど弱々しい印象のティモシー・シャラメ君が、王子的オーラをまとったヒーローになって登場で、「おおお!」と唸ってしまいました。続きものなので、次の展開に期待大。
最後の決闘裁判

親友に対してコンプレックスのある夫、その美しい妻、男前で世渡り上手の親友。その3人の間に起きた、親友による妻へのレイプ事件と、その裁判から結末までの話です。なんとこれ、実話だそうで・・・。
「羅生門」を参考にしたという構成で、3人の視点から事件を再現しています。羅生門は、登場人物それぞれの証言がすごくデフォルメされて描かれているので分かりやすいのですが、こちらはもっとリアルな感じ。同じ場面が、それぞれの視点でどう感じたか?という、主観的な目線での事件の再現は、観る人の立場によっても感想が違うのかも。ちなみに私は女なので、妻側の視点の、「男どもにはもううんざり」という感覚が一番よくわかりました。皆さんは、いかがでしょうか?
由宇子の天秤

問題作&力作です。
ドキュメンタリー監督の由宇子が作る番組が追う事件。そこには、自分が第三者であるからこそ、深く切り込んでいけるものがあります。でも、同じような問題が、今度は自分の身に降りかかってきて・・・。
もし、自分が同じ状況に置かれたらどうすればいいのか、私には最後まで決められませんでした。だからこそ、由宇子の行動から目が離せなかったし、由宇子の動揺も、手に取るようにわかりました。この作品、「最後の決闘裁判」と通じるテーマがあります。同じタイミングでこれらの作品を続けて観たことにも、考えさせられます。
おススメ作品です。
007/ノー・タイム・トゥ・ダイ

ダニエル・クレイグの007引退作品なのに、公開が延期されること約1年半。その間、劇場で何度予告を見てきたことか。
予告編では、ボンドが橋から飛び降りたり、バイクで階段を駆け上がったり、愛車のライトが機関銃になったりと、それはそれは盛りだくさんのアクション。それだけで全編の見どころを味わった気分になっていたら、予告で公開されたものなんて最初のご挨拶程度に繰り広げられたアクションでしかなく、本編はもっとすごいことになってた驚き!
先日の朝日新聞では、クレイグ主演作以降の007のことを、『セクシーおじさまの大冒険』と書いていましたが、そんなセクシーおじさまは最後まで、全編飽きることなく魅せ付けてくれました。引退にふさわしい超大作です、ブラボー。
クレイグ主演の007は全話のストーリーが続いているので、アマゾンプライム等で予習してからの観賞をおススメ、です。
DUNE/デューン 砂の惑星

映像がすごいとの前評判で、IMAXで観ました。腹の底から響く音は、耳がツーンとなるくらいの大音響。映像も砂漠の中に入り込んでしまうような感覚があって、さすがIMAX案件の作品。
これも007同様、公開延期のあおりを受けて、何度も何度も予告を観てきた作品。
007と違うところは、予告編に映画の見どころを使ってしまったことかも。見どころ知ってると先を読んでしまいがちなので、そこはもったいなかったなーと、あくまでも007との比較ですが、思いました。
本編は、壮大な宇宙モノです。スターウォーズシリーズが終わってしまった今、長い年月かけて紡がれてほしい話です。美しいけど弱々しい印象のティモシー・シャラメ君が、王子的オーラをまとったヒーローになって登場で、「おおお!」と唸ってしまいました。続きものなので、次の展開に期待大。
最後の決闘裁判

親友に対してコンプレックスのある夫、その美しい妻、男前で世渡り上手の親友。その3人の間に起きた、親友による妻へのレイプ事件と、その裁判から結末までの話です。なんとこれ、実話だそうで・・・。
「羅生門」を参考にしたという構成で、3人の視点から事件を再現しています。羅生門は、登場人物それぞれの証言がすごくデフォルメされて描かれているので分かりやすいのですが、こちらはもっとリアルな感じ。同じ場面が、それぞれの視点でどう感じたか?という、主観的な目線での事件の再現は、観る人の立場によっても感想が違うのかも。ちなみに私は女なので、妻側の視点の、「男どもにはもううんざり」という感覚が一番よくわかりました。皆さんは、いかがでしょうか?
由宇子の天秤

問題作&力作です。
ドキュメンタリー監督の由宇子が作る番組が追う事件。そこには、自分が第三者であるからこそ、深く切り込んでいけるものがあります。でも、同じような問題が、今度は自分の身に降りかかってきて・・・。
もし、自分が同じ状況に置かれたらどうすればいいのか、私には最後まで決められませんでした。だからこそ、由宇子の行動から目が離せなかったし、由宇子の動揺も、手に取るようにわかりました。この作品、「最後の決闘裁判」と通じるテーマがあります。同じタイミングでこれらの作品を続けて観たことにも、考えさせられます。
おススメ作品です。
Posted by フォレストビュー/いちかわ at 10:01│Comments(0)
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