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2008年09月06日

フラッシュを知ろう/その4

フラッシュを知ろう/その4

無垢の家具とフラッシュの家具、どちらの方が良い?

皆さんが持つ疑問です。
私は「アイテムや使い方による」と答えます。

『使う家具は無垢で、しまう家具はフラッシュで、眺める家具はデザインによる』です。

ダイニングテーブルや椅子は、使う家具の筆頭です。
毎日撫でている場所が、艶を帯びてくるのは楽しいものです。
キズや汚れがイイ感じのユーズド感になっていくのは、断然無垢です。
また無垢は、長い年月過ぎても、磨き直したり削り直すことにより、新品の輝きが復活します。
このように、触って使って変化することを楽しむには、無垢は王様です。

しまう家具で現在需要が多いのは、壁面収納です。
壁面収納は、文字通り壁に取り付けて使います。
壁は、そのつもりで作られていない限り、重たいものを支えきれません。
つまり、いくら壁にしっかりと取り付けているつもりでも、いざというとき壁ごと倒れかねないのです。
そういう時は、フラッシュで軽い箱を作ります。
そうすることにより、建物への負担を減らすのです。

洋服タンスやワードローブなども、しまう家具です。
この場合、本体の部分はフラッシュで、引出しや扉など、さわって使う部分には無垢を使用します。
こうすると、本体部分のコストが安くなります。

キッチンや脱衣所など、水気の多い場所にもフラッシュをおすすめします。
無垢の欠点は、「狂いやすく、割れやすい」。
この原因は水分と乾燥です。
狂いが少ないフラッシュは、このような場所に向いています。
また、エアコンの使用が激しい場所にも、フラッシュが良いです。

さて、眺める家具。
これは、和家具など、使って楽しみ眺めて楽しむ家具です。
これは、工芸品から日用品まで様々ですが、製作者のメッセージがあるはずです。
使う人が「いい」と思ったものが、良い家具なのです。











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Posted by フォレストビュー/いちかわ at 11:03│Comments(0)家具
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