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2020年10月27日

話題の日本映画、2作品

浅田家

話題の日本映画、2作品

写真集「浅田家」を書店で見かけました。実物から、映画に興味を持ち、観賞。

写真家に限らず、自分の名前を前面に出してクリエイターとして生きていくには、自分のアイデンティティとかテーマとかカラーとか、作者特有のサイン的な個性が必要。この映画は、それを手にするまでのモラトリアムな時間と、手にした後に続く、その個性を掘り下げて揺るがないものにするまでの時間を、写真集「浅田家」を軸に、大きく二つに分けたエピソードで描いています。

近年、スマホ写真のクオリティも爆上がりで、インスタがデフォルトな一般人もわんさか。そんな時代にあって、写真で自分のスタイルを固められるのは素晴らしいなぁと素直に思いました。その独特なスタイルがあるからこその映画だなぁとも。

自分のスタイルを見つけるのは大変。さらにそれを進化させることはもっと大変。わが社は、アイデア出しから設計・製作まですべて、自社(社長と私の二人だけ)で完結させることでアイデンティティーを作っているからなおさら。他人の真似することなく、すぐにうちの製品だとわかるような新しいものを生み出し続ける苦しみは永遠に終わらないけど、この映画のように要所要所に笑いがあれば、救われるなぁ。


ミッドナイトスワン

話題の日本映画、2作品

狭い劇場での上映だったけれど、ほぼ満席だったのにはびっくり。作品評価も、草彅剛さんのトランスジェンダー役への取り組みも高評価で、期待大だったけれど・・・。

トランスジェンダーは、人間的な生活からドロップアウトするような印象を与えかねない表現が残念。LGBTの方たちが自分の性に正直に生きるためには、夜の街で働くしかないと勘違いしてしまうような単純な設定は、どうなの?自分のことを「気持ち悪い?」って聞いたり、トランスジェンダーに対してバケモノ扱いする表現が無ければよかったのに。
LGBTをベースにしているドラマでも、「おっさんずラブ」とか、「きのう何食べた」とか、今放送中の「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」の何が良いかって、同じ人間として登場人物を素直に応援できるところ。マイノリティーをテーマにするならなおのこと、人物像が輝く作品であって欲しかった。

それはそうと、一果役のヒロインに釘付けですよ。驚くほどに、ほっそ!足手なっが!バレエうんま!
まだまだ10代、女優は先の未来の職業として置いといて、できることならバレエの研鑽、積んでほしいなぁ。
バレエ踊るために生まれてきたような日本人とは思えないスタイル、それだけでも才能の塊!と、応援してます。


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Posted by フォレストビュー/いちかわ at 09:40│Comments(0)映画
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