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2021年07月04日

映画レビュー 6月観賞の3本

久しぶりの映画レビュー。
6月に観た、3本です。

アメリカン・ユートピア

映画レビュー 6月観賞の3本


「ブロードウェイの洗練されたライブを、日本の映画館で観賞できる幸せ!」と思っていたら、これがただのライブじゃなくて、映画的なメッセージがてんこ盛りの作品だったことに観終わってから気が付いた私です。

ほぼ何もないステージ上で、厚みのある音と、マーチングのようなパフォーマンスで展開する構成がオシャレ。POPでクオリティーの高い音楽とパフォーマンスをしっかりと観たい思って、字幕をろくに読まなかったのが間違いでした。どうやら歌の内容も含めて、一貫した主張があって。その証拠に、タイトルのロゴ「AMERICAN UTOPIA」の、ユートピアがひっくり返ってるじゃん!つまり、アメリカはユートピアだと思ってたら、なんかちょっと違うっていうメッセージを、アメリカ以外にルーツのあるミュージシャンが集まって作り上げたステージってこと。スパイク・リーが監督をした意味も含めて、次に見る時は、字幕もちゃんと読んで更なる沼にハマりたい。

私的にいちばん気に入ってるところは、パーカッションの守備範囲の広さですよ!舞台上の12人中、半分はパーカですと?メインボーカル1、ダンサー2、ギター&ベース2、キーボード1、パーカッション6!脇役になってしまいがちなパーカが、優しい音を重ねることでまるで人の声のようになるなんて。打楽器のとってもやわらかい音は、大発見でした。音楽が好きな方には特におススメ。


キャラクター

映画レビュー 6月観賞の3本

何かが憑依してるFukaseに驚愕。次の日本アカデミー賞最優秀助演男優賞はFukaseに1票。

この作品で共感するところは、「自分の中に無いものは、表現できない」ってことです。新しいものを作り出すことは自己表現でもあるのに、自分がそこに接点や関心が無いと、地獄なんです。わかります、その気持ち。だから私なんか自社製品しかデザインしないし、自分に興味があるものしか考えません。あ、話が逸れました。

個人的には、劇中マンガの線が走ってて、これ描いた人、画力あるなーと。菅田将暉も相変わらずの演技力で、Good。


ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~

映画レビュー 6月観賞の3本

長野オリンピック・ラージヒル団体で日本初の金メダルをTV観戦してた私にとっては、少々物足りなさあり。リレハンメルオリンピックでの原田選手の失敗ジャンプや、長野オリンピックの団体戦の名場面など、有名なTV映像を再現でなぞることがかえってマイナスになってしまったなーと。そういうことをしないできちんとテストジャンパーの目線で描けていたら、もっと違う感想だったかも。

それにしても、原田選手役、葛西選手役の似てること!あ~、似てるなーって思っちゃうから、かえって話に集中できなかったのかな。
当時を知らない年代が観たら、全然違う感想なんだろうな。


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Posted by フォレストビュー/いちかわ at 09:06│Comments(0)映画
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