2020年03月09日
2020年の映画三昧
毎年、年間6~7回くらいの展示会やイベントに出展しています。「毎回、新しいもの最低でもひとつ発表」というミッションを自分に課しているので、年中新しいなにかについて考えてます。アイデアの引き出しを増やすことなくアウトプットばかりしてると思考がマンネリになってしまうので、最近は空いた時間を見つけて、積極的にインプットを心がけるようになりました。
映画は、2時間どっぷり違う世界に浸ることでリフレッシュできるし、画面の構図や色や文字の使い方、音楽や物語の流れの時間の扱い方、作品全体のまとまりなどなど、いろんな角度から刺激をもらえるありがたい存在。だから最近は、積極的に映画館に通って映画を見るようになりました。しかも今年は年明け早々から話題作が目白押しで、いつもより多めに鑑賞してます。印象に残ってる順に、メモしてみました。
「1917 命をかけた伝令」
まだ始まったばかりの2020年ですが、おすすめNo.1はこれ。私がアカデミー賞選考委員だったら、絶対にこれを選ぶ!という作品。一人称の文章はいっぱい読んだことあるけど、これは映像が一人称。圧倒されました。全員知らない俳優ばっかりの中、たった一人知ってる人が!しかもぴったりの役で!出てきたときは「ああああっ!!!!あなたは!」ってなるくらいのインパクトで、それにもやられました。。怖さもマックス、映画館の大きな画面で見る意味と価値あります。
パラサイト
No.2はこれ。アカデミー賞作品賞受賞で、アジア映画の歴史を塗り替えた金字塔の作品。次から次に展開していくアイデアにくぎ付けで、映画が終わった後はどっと疲れが。観客の心を2時間わし掴みにし続ける作品の力量に、同じアジア人として誇らしいと思いながらジェラシーまで感じてしまう私の図々しさたるや。アイデアはクリエイティブの根幹。見習いたいです。
フォードVSフェラーリ
No.3はこれ。ギフトショー期間中、昼ごはんをお台場のヴィーナスフォートで食べて、メガウェブ・ヒストリーガレージで歴代の名車をしげしげと眺める毎日を送った直後に見たせいもあって、車のリアルさこの上なしで。バブル全盛期、夜中のF1中継を見ながら「フォードVSフェラーリ」ならぬ「ホンダVSポルシェ」の戦いに一喜一憂してたっけ?あの頃のドキドキ、思い出しました。私がひそかに応援中の子役の男の子も出てて、そのかわいさにもヤラレました。
ジョジョラビット
かわいいジョジョ。子供のころの思い出って、良いことも悪いこともデフォルメされてるのが面白いんだけど、そんな子供の視点で作られてる戦争の映画。同じ時代をヒトラー側から描いた「ヒトラー~最後の12日間」、ユダヤ人側から描いた「戦場のピアニスト」、ドイツ人の子供側から描いたこの「ジョジョラビット」、ぜひ3本まとめて見てほしい!
ナイブスアウト
推理小説ぐいぐい一気読みの気分で鑑賞。犯人は誰だ?とか、伏線は何だ?とか、回収されるエピソードはどれだ?とか、一緒になって推理する楽しさにあふれた作品。実は私、007シリーズは全然見てないのでダニエル・クレイグの魅力にいまいちピンときてなかったんだけど、カッコ良いですね、ダニエル・クレイグ。改めて007も拝ませていただきます。
カツベン
見る前は全く期待してなかったのに、すごく面白くて衝撃的だった作品。周防監督、日本映画の第一人者だけのことあります、ブラボー。全編通してひたすら溢れる映画愛に、こちらも感染しました。映画の中に出てくる部屋の間仕切りタンスを見ながら「現代の子供部屋の家具にぴったり!」と思ってしまうのは、家具屋の性。
イントゥ・ザ・スカイ
高所恐怖症には強すぎる刺激。でも、それ以上に美しい映像。未知の世界への冒険に、今の地球規模のコロナウイルスとの戦いを重ねてしまうのは私だけかな?
ミッドサマー
「今まで見たことない恐ろしさ」とか、「美しいからこそ恐ろしい」とか、とにかく「今までにない映画」というワードが多すぎて、気になりすぎて見てしまった・・・はい、見てしまいました。ネタバレ禁止とのことで、何の前情報もなく真っ白な状態で見たので・・・衝撃。隠れた伏線が多いらしく、鑑賞後に調べてみたら、「あー?そーゆー意味が???」って。も一回見て確認してみたいけど・・・その勇気・・・あるかな?
*************
今年は年明け早々から忙しく仕事をしているので、どこかに出かけるような時間が取れない中、映画だけは気がついたらいっぱい見てました。メモに残しておくと、何を見たか、どんなだったか、忘れないで良いですね。
また書きます!
映画は、2時間どっぷり違う世界に浸ることでリフレッシュできるし、画面の構図や色や文字の使い方、音楽や物語の流れの時間の扱い方、作品全体のまとまりなどなど、いろんな角度から刺激をもらえるありがたい存在。だから最近は、積極的に映画館に通って映画を見るようになりました。しかも今年は年明け早々から話題作が目白押しで、いつもより多めに鑑賞してます。印象に残ってる順に、メモしてみました。
「1917 命をかけた伝令」
まだ始まったばかりの2020年ですが、おすすめNo.1はこれ。私がアカデミー賞選考委員だったら、絶対にこれを選ぶ!という作品。一人称の文章はいっぱい読んだことあるけど、これは映像が一人称。圧倒されました。全員知らない俳優ばっかりの中、たった一人知ってる人が!しかもぴったりの役で!出てきたときは「ああああっ!!!!あなたは!」ってなるくらいのインパクトで、それにもやられました。。怖さもマックス、映画館の大きな画面で見る意味と価値あります。
パラサイト
No.2はこれ。アカデミー賞作品賞受賞で、アジア映画の歴史を塗り替えた金字塔の作品。次から次に展開していくアイデアにくぎ付けで、映画が終わった後はどっと疲れが。観客の心を2時間わし掴みにし続ける作品の力量に、同じアジア人として誇らしいと思いながらジェラシーまで感じてしまう私の図々しさたるや。アイデアはクリエイティブの根幹。見習いたいです。
フォードVSフェラーリ
No.3はこれ。ギフトショー期間中、昼ごはんをお台場のヴィーナスフォートで食べて、メガウェブ・ヒストリーガレージで歴代の名車をしげしげと眺める毎日を送った直後に見たせいもあって、車のリアルさこの上なしで。バブル全盛期、夜中のF1中継を見ながら「フォードVSフェラーリ」ならぬ「ホンダVSポルシェ」の戦いに一喜一憂してたっけ?あの頃のドキドキ、思い出しました。私がひそかに応援中の子役の男の子も出てて、そのかわいさにもヤラレました。
ジョジョラビット
かわいいジョジョ。子供のころの思い出って、良いことも悪いこともデフォルメされてるのが面白いんだけど、そんな子供の視点で作られてる戦争の映画。同じ時代をヒトラー側から描いた「ヒトラー~最後の12日間」、ユダヤ人側から描いた「戦場のピアニスト」、ドイツ人の子供側から描いたこの「ジョジョラビット」、ぜひ3本まとめて見てほしい!
ナイブスアウト
推理小説ぐいぐい一気読みの気分で鑑賞。犯人は誰だ?とか、伏線は何だ?とか、回収されるエピソードはどれだ?とか、一緒になって推理する楽しさにあふれた作品。実は私、007シリーズは全然見てないのでダニエル・クレイグの魅力にいまいちピンときてなかったんだけど、カッコ良いですね、ダニエル・クレイグ。改めて007も拝ませていただきます。
カツベン
見る前は全く期待してなかったのに、すごく面白くて衝撃的だった作品。周防監督、日本映画の第一人者だけのことあります、ブラボー。全編通してひたすら溢れる映画愛に、こちらも感染しました。映画の中に出てくる部屋の間仕切りタンスを見ながら「現代の子供部屋の家具にぴったり!」と思ってしまうのは、家具屋の性。
イントゥ・ザ・スカイ
高所恐怖症には強すぎる刺激。でも、それ以上に美しい映像。未知の世界への冒険に、今の地球規模のコロナウイルスとの戦いを重ねてしまうのは私だけかな?
ミッドサマー
「今まで見たことない恐ろしさ」とか、「美しいからこそ恐ろしい」とか、とにかく「今までにない映画」というワードが多すぎて、気になりすぎて見てしまった・・・はい、見てしまいました。ネタバレ禁止とのことで、何の前情報もなく真っ白な状態で見たので・・・衝撃。隠れた伏線が多いらしく、鑑賞後に調べてみたら、「あー?そーゆー意味が???」って。も一回見て確認してみたいけど・・・その勇気・・・あるかな?
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今年は年明け早々から忙しく仕事をしているので、どこかに出かけるような時間が取れない中、映画だけは気がついたらいっぱい見てました。メモに残しておくと、何を見たか、どんなだったか、忘れないで良いですね。
また書きます!
Posted by フォレストビュー/いちかわ at 09:09│Comments(0)
│どれでもない