2008年03月13日
院内ギャラリー2

現在、家族がお世話になっている歯医者が2件あります。
1件は歯科、もう一件は矯正歯科。
この歯医者さんの院内には、両方とも先生御本人が描いたと思われる(私が勝手に思っているだけですが…)絵が飾られています。
かたや日本画、かたや油画、両方とも多少のデッサンの狂いはありますが、対象をしっかりと観察し、丁寧に描いている好感の持てる絵です。
面白い事に双方の絵には共通点が見受けられます。
それは「写実的」であるという点。
モチーフをあるがままに描写しようという姿勢が感じられるのです。
これを見て、私はふと思いました。
歯医者さんの仕事は、治療後、「歯」を写実的に再現すること。
決してデザインしたり、自分の好き勝手にクリエイティブしてはいけない。
超写実主義こそ、歯科医に求められるクリエイティビティーなのではないでしょうか?
そうなれば、両先生は理想の歯医者さんです。
もちろん、治療も、技術に対する職人的姿勢も、家族は満足しています。
●ブログギャラリー(写真)
「冬の朝」
2006年・いちかわあゆみ作
エッチング、アクアチント、ドライポイント
Posted by フォレストビュー/いちかわ at 12:04│Comments(0)
│芸術