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2008年03月14日

超自己流医者選び

超自己流医者選び昨日、おとといと、病院に飾ってある絵のお話を書きましたが、今日は

「超自己流、医者の技量を見抜く方法」

についてのお話を…。
あくまでも私の判断基準なので、全てを鵜呑みにされては困りますが…。

長くなるので、知りたい方は「つづきを読む」をクリックして下さい。

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 ナラのワーキングデスク/ナラのサイドテーブル/マホガニーのワーキングチェア−/シェルフ/シルクスクリーン(2点)
 

まずこの診断をするために、以下の条件を満たしているか御確認下さい。

 1)その医者は開業医である。
  (開業するにあたって、病院の内装に思い入れがあるため。)
 
 2)院内に本物の絵が飾ってある。
 (あくまでも、作家本人のサインが入った本物、あるいは先生の自筆画。
   プリントの絵やサインの無い絵を飾ってある病院は、
   そもそも先生が絵に対しての興味がないので診断出来ません。)
 
 3)診断する本人が、多少なりとも絵に興味を持っている事。
  (これは大切かも。)

まず、病気を見立てる腕についての診断ですが、
これは先生作品以外の作家の作品について見て下さい。
誰の作品かはこだわらず、あなたがその絵を見て心引かれるようならOK、
全く良いところが無ければNG。

自分が興味ある事柄に関して目がきくようなら、病気の見立ても的確と期待が持てます。
逆に、まわりの意見に流されて当たり障りのない作品を飾るようだと、
信念を持った診断が出来るのか疑わしいところです。

次にその作品の作者を見て下さい。
全く良くない絵なのに有名作家の作品だったら、その先生はただのブランド好きの見栄っ張り、
無名作家の取るに足らない作品だったら、絵のみならず病気の見立ても怪しい医者です。
(本物を飾っている自負があれば、そこそこ絵に対してのこだわりもあるはずですから)

次に、職人的技術(手術など)に対する腕についての診断は、その先生の自筆作品を見て下さい。
上手か下手かはさておき、見るポイントは絵の完成度。
きちんと密度ある絵に仕上がっているか、描く対象について訴えるものがあるか等。
たとえ未熟でも描き切る事が出来る先生は、何があっても治療を投げ出さない期待が持てます。
いかにも薄っぺらな密度のない絵を堂々と飾ってある先生は、途中で集中力が切れる可能性あり。
そうなると、いざという時、信頼出来ません。

一番良いのは、完成度が高く、
きちんと表現されているのに少ない手数でよどみなく描いてある作品。
治療の手技も、迷い無く的確に行える期待が持てます。

一生懸命描いてあるけれど、いつまでもねちねちこねくり回した後がうかがえる作品を描く先生は、
ひょっとしたら不器用かもしれません。

私だけの自己流判断術ですが、意外と当たるんですよ。
お試し下さい。



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Posted by フォレストビュー/いちかわ at 11:58│Comments(2)芸術
この記事へのコメント
お医者さんの見立て、参考になりました。
さすが美術系の診断ですね。
私も父が入院中だったり、自分も通院しているので、信頼できる医者を見つけたいと思っています。
以前ベストセラーになった「患者よガンと闘うな」の近藤誠医師の本を読むようになってから、医療に対して懐疑的になっていました。
Posted by kittsankittsan at 2008年03月16日 11:40
あくまでも私流ですので、そこのところご了承を…ははは…。
きっかけは、某耳鼻科にて、
毎回のあまりにもいいかげんな診断に
「あんなへなちょこの絵を飾っているセンスも疑わしい。」
と思った事からだったんですが、
そう思って他の医者を見てみると、
絵のセンスと診療の満足度が比例しているんですね。
趣味はその人を表しますね。
Posted by フォレストビュー/いちかわフォレストビュー/いちかわ at 2008年03月16日 19:55
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    コメント(2)