SNS Information

↑市川木工ホームページ



↑市川木工インスタグラム



↑市川木工フェイスブック


■市川木工・イベント情報

2012年07月16日

目を覚ませ!学校!

我が家には、小学生も、中学生も、高校生もいるので、
学校生活とは切っても切れない日常がある。

学校には本当にお世話になっているし、
先生方も一生懸命だし、
感謝もしているし、
学校教育無くして、子供らの未来も無いとも思う。

でも、

学校は、甘い。
特に、教育者側の自分たちに対して、甘い。
事件に対して保身に躍起な学校サイドの行動は、
連日報道されているいじめ問題でもわかる。
学校という組織は、問題解決能力が無い。

昨年、
高校生の娘が学校で、お金を盗まれた。
金額7千円。
前日の日曜日、カバンを買おうと思って財布に入れておいたお金だった。
結局欲しいカバンが無くて、お金がそのまま財布に入っていた。

体育の授業が終わって、着替えようとカバンを見ると、
いちばん底に入れておいたはずの財布が、
いちばん上に乗っかっていた。
びっくりして中を見たら、お札が消えていた。
慌てて担任に話をしたら、担任からすぐに私に電話がかかってきた。

「〇〇高校担任の、△△です。
実は、◇◇さんのお金が盗まれるという事件が発生しました。
教室が空になる時は、教室に鍵をかけることと指導しているのですが、
それが徹底されていませんでした。
普段より学校には、余計なお金は持ってこないようにと指導していますが、
今回は、金額が大きかったため被害に遭ってしまいました。
お金は戻ってこないと思ってください。
この件に関しては、全校に話をして、きちんと対処しますので、
よろしくお願いいたします。
今回は、申し訳ありませんでした。」と言うような内容を話した。

私も、
「もしかしたら犯人は、自分の子と同じ年頃の子供かもしれないので、
心情的に犯人を吊し上げる気にはなれない。
今回は、勉強代だと思ってあきらめさせるけれど、
学校側は、きちんと対処してほしいと思います。」
と言ったと思う。

しかし、腑に落ちなかったことは、
「余計なお金を持ってきた方に、落ち度がある。」
「教室に鍵をかけることは生徒の仕事なのに、それがなされていなかった。」
と言う、担任の言い分だった。
盗まれるべくして、盗まれたと思わせる話だった。

事件がことのほか大きいことが発覚したのは、
翌日だった。
クラスの中で、お札を財布に入れていたほとんどの人が、
札だけ抜かれていたのだった。
隣のクラスと合わせて、数人はいたと思う。
多い人では、1万円以上のお金が盗まれた。

そのことについて学校側が行ったことは、集会での注意だけだった。
調査も無いし、被害者への聞き取りもない。
翌日からは、もう、窃盗事件すら何もなかったことになっていた。
その後、盗難について学校側から話をされたことは、ついになかった。

しかし、事件はそれだけでは終わらなかった。
ずいぶん経ってから娘の友達が、
「学校帰りに買い物をするために持っていたお金が、盗まれちゃったよ~」と、
言っていたらしい。

つまり、学校では現金盗難なんていうのは日常茶飯事なのだった。
しかし、被害者が警察に被害届を出しては困るので、
とりあえずその場をなんとかやり過ごそうと、
そのうちに事件は過去のことになって忘れるだろうと、
それが慣例になっていると、思うようになった。

そういえば、私に電話をしてきた担任も、
遠まわしに「警察にだけは言ってくれるな」というニュアンスだった。
学校は、事件や問題をもみ消すノウハウだけを蓄積しているのだ。

別の事例
何年も前に、子供にストーカーまがいの友達がいた。
友達なんだけれど、束縛が強くて、
休みの日に、自分以外の友人と遊んではいけないと命令したり、
電話がかかってくると、何時間経っても切ってはいけないと命令したり、
遊んでいれば、夕方おそくなっても帰ってはいけないというのだった。

ほかの友達の親に聞いてみると、
被害に遭っているのは我が家だけではなかった。
しかし、その子の家庭は家に普段から誰もおらず1人きりで、
食事も一人で食べることがしばしばなので、、
友達への束縛が強くなるのだと、皆が皆、口をそろえて言った。

その件について、担任に相談すると、
「学校では、とても良い子にふるまっているので、
先生に対して尻尾を出すことは絶対にありません。
現場を押さえていない限り、自分は何も注意できません。
お母さんの方で、相手の家と話し合ってください」と言われた。
自分は見ていないので、かかわれないと。
結局、次年度から、クラスを一緒にしないことだけが学校でできることで、
その後、その子と同じクラスになることだけは無かった。

学校の生徒は、毎年毎年入れ替わる。
そのままにしておけば、やり過ごせる環境がある。
やり過ごすのは問題を解決するより、はるかに楽な道なのだ。

同じカテゴリー(学校)の記事画像
小学校が、終わりましてん
保土ヶ谷シックスクール裁判
宿題
80万円
首都圏の教育
そしてまた、卒業式
同じカテゴリー(学校)の記事
 小学校が、終わりましてん (2013-03-22 10:38)
 人を育てるということとは? (2013-01-12 11:05)
 保土ヶ谷シックスクール裁判 (2013-01-09 10:48)
 勝負に勝って、先生に負けた日 (2012-04-12 09:43)
 弱男子 (2012-02-13 09:38)
 昔はあって、今はないもの (2011-11-10 09:15)

Posted by フォレストビュー/いちかわ at 11:13│Comments(0)学校
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
目を覚ませ!学校!
    コメント(0)